愛知県内の病床数の現状

病床数の現状がどうなっているのかを把握することで、その地域の現状や特徴をある程度把握することができます。
基本的に医師の転職時にこのような情報を十分に調べている人は少ないかもしれませんが、ご自身が後になってから後悔のない転職をしようと思えば、状況を十分に把握しておくことは間違いなく大切になってきます。

そこで、今回は愛知県より発表されているデータを元に、病床数の現状について少しご紹介したいと思います。

愛知県内の医療圏ごとの病床数

愛知県内の医療圏ごとに、病床数がどうなっているのかをここで少しみていきましょう。

【平成28年度 病床機能報告結果より】
・名古屋医療圏、全体病床数(21,366)
・海部医療圏、全体病床数(2,068)
・尾張中部医療圏、全体病床数(892)
・尾張東部医療圏、全体病床数(4,618)
・尾張西部療圏、全体病床数(3,826)
・尾張北部医療圏、全体病床数(5,282)
・知多半島医療圏、全体病床数(2,951)
・西三河北部医療圏、全体病床数(2,644)
・西三河南部東医療圏、全体病床数(2,306)
・西三河南部西医療圏、全体病床数(4,833)
・東三河北部医療圏、全体病床数(470)
・東三河南部医療圏、全体病床数(6,768)
・同県全体、全体病床数(58,024)

全体として、医師同様に病床数が不足しており、整備をすることが求められている現状ですが、中でも高度急性期、回復期における病床数が顕著に不足します。
各都道府県は、構想区域ごとに協議の場を設け、必要病床数を達成するために様々な方策を推進する動きをみせており、今後は同県においても改善されていくものと推測できます。

愛知県内の病床数の推移

愛知県内における病床数の推移について、愛知県が公表しているデータを元に、少しお話をしていきたいと思います。

比較としてるデータは過去数年分のものになりますが、全体的なデータの推移としては、基本的にそれほど大きな変化自体はないものと思われます。
ただ、一般病床数、療養病床数ともに増加傾向は見られず、過去数年スパンのデータにおいてはやや数値が低下傾向にありました。
全国の病床数推移と比較してみても、この傾向は基本的に一致します。
全国的にみても、病床数の不足が続いており、どの地区も課題としてもっているのではないかという事実が推察されます。

ただ、全国の数値でみたときには明らかな減少傾向がみられるものの、愛知県内だけデータを見てみると、明らかに減少しているとは言えない範囲内での変動であるため、全国的には病床数の不足が続いているものの、同県はその状況かで持ちこたえているとみることもできます。
いずれにせよ、病床数の推移としては、過去数年で見る限りでは、それほど極端に状況が悪化しているわけではないことが分かります。